コロナ禍のため鹿児島県での開催が3年延びた特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は17日、鹿児島市の白波スタジアムで総合閉会式があり、11日間の全日程が終了した。来年から大会名変更のため、「国体」としては最後の大会となった。
9月に行われた会期前実施を含めて正式競技37、特別競技1の計38競技に選手・監督・役員ら計約2万3千人が参加。17日は秋篠宮家の次女佳子さまが陸上競技を観戦し、閉会式にも出席した。
競技は東京が2年連続で天皇杯(男女総合優勝)、皇后杯(女子総合優勝)を獲得し、地元の鹿児島はいずれも2位だった。
2018年に成立した改正スポーツ基本法で決まった国民体育大会(国体)の名称変更により、来年から名称が「国民スポーツ大会(国スポ)」に変わる。来年は佐賀で開催される予定だ。(宮田富士男)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル